「生命保険の活用法」

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「生命保険の活用法」

ほとんどの人は、生命保険についてきちんと理解していると思っています。しかし、生命保険には、みなさんが思っているより多くの使い道があります。

生命保険の基本は、保険料を支払い、有事の際に保険金が家族に支払われるということですね。みなさんはその保険金は何のためのものか、そして家族に対し、異なった使い方があることをご存知ですか?

メイヤー・インターナショナルのリチャード・ケイン氏は、「生命保険は、十分なお金や財産を持っていない人にとっては、生活費に直結するものだが、財産を持てば持つほど、興味深いものだ」と言います。保険金は何に求められており、何に使うのか、これこそが、保険金の使い方に関する最も一般的な考え方です。

 

保険金の使い方:相続税の支払い

 

ご家族の中に、多大な資産をお持ちの方がいらっしゃる場合、その方がなくなったとき、相続税が遺族にとって大きな負担となり得ます。多くの場合、相続税は、財産を人から人へ譲渡するときに課され、時として多額です。ですから、富裕層は、相続税をカバーできるほどの高額の生命保険をかけることが多く、こうすることにより、被相続人は相続税の負担を逃れるために資産を売却しなくて済みます。

リチャード・ケイン氏はひとつの例を提示し、お話してくれました。

2千万ドルのアパートを息子に残し、父親が他界しました。そのアパートは何世代にもわたって、その家族が住んでいて、一族の大切な遺産だったので、父親は息子に、決してそのアパートを売らないよう言いつけました。

息子が支払わなければならない相続税は、300万ドル。息子がそのような大金を持っているとは通常は考えられません。息子は、父親の望みを叶えられず、アパートを売るしかないのでしょうか。

生命保険に詳しい人(または、メイヤー・インターナショナルのリチャード・ケイン氏のような生命保険に関するコンサルタント)は、そのアパートを遺族に残すために、生命保険を使うでしょう。

投資や資産形成に関するお問い合わせはこちらまで。

メイヤー・インターナショナル

代表取締役 リチャード・ケイン

(+66) 02 611 2561.

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