どの保険もそうですが、健康保険も契約の一種です。保険の掛金を払い、保険の支払が必要になれば、保険会社が支払うという契約をします。簡単に見えますね。しかし、健康保険は実に多岐にわたる選択肢やオプションがあるとメイヤー・インターナショナル代表取締役リチャード・ケイン氏は言います。
健康保険に支払うもの
以下を見てください。健康保険のコストです。オプションを選ぶのは自由ですが、それだけ保険料もかさみますので注意が必要です。
保険料:毎月、年払いなどがありますが、保険を受けるために支払う金額のことです。
自己負担額:これが定められている場合、規定金額を支払う必要があります。例えば医者の訪問治療の際に、一部を負担しなければいけません。
控除:保険料を抑えるために有効です。
リチャード・ケインいわく、毎月いくら払えるかだけでなく、医者にかかったとき、いくら補填してもらいたいかを考えることが重要です。健康であれば、無駄に高い保険料を支払う必要はありません。
健康保険でできること、できないこと
上限額:上限額が決まっている場合、これ以上の保険金を請求することはできません。
適用除外:治療内容によっては、保険金が支払われないことがあります。
不適合者:健康状態によって、加入できないことがあります。
事前認可:特定の治療内容について、予め申請を行う必要があります。
リチャード・ケインは、保険会社はなるべく保険金の支払いを抑えたいと考えるので、ご自身の保険内容をしっかりと把握しておかないと、本来受け取れる額より少ない保険金しか受け取れないことがある、と説明します。一度保険の見直しをしてみませんか。
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メイヤー・インターナショナル
代表取締役 リチャード・ケイン
(+66) 02 611 2561.
リチャード・メイヤー・ケイン
カナダ・モントリオール州ケベック生まれ。
ロンドンに上場するアジア・ウェルス・グループの代表取締役。東京で、メイヤーグループの代表を15年務めた後、現在アキコ夫人と二児とともにバンコク在住。
リチャード・ケインは、アジアにおける資産マネジメントについて、19年以上の実績を持つ。日本人に対しても、国際税務、資産管理に関するコンサルティングを行う。